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株式会社ヘッズ 松本将司様

第26回全国都市緑化おかやまフェア

株式会社ヘッズ 松本将司様

平成21年3月20日〜5月24日に開催された「第26回全国都市緑化おかやまフェア」のメイン会場となった西大寺会場の政令指定都市出展でエクセルソイルの壁面緑化を採用いただきました。弊社の壁面緑化を選んでいただいた理由はどんなところでしょうか?
今回の政令指定都市出展は、各市個別での出展ではなく全18市が一体となった出展として計画を行いました。その中で、中央部の「アーバンフォレスト:都市の森」と、それらを取り巻く「都市を侵飾する緑の壁」の2つの庭で構成することとしました。
その際、「都市を侵飾する緑の壁」を具現化するために様々な壁面緑化を調べた中でエクセルソイルが自分のイメージする植栽デザインを表現するのに適していると考え検討することとしました。 緑の壁の植栽デザインは、各政令指定都市の緑の取り組み等を紹介するメッセージパネルを都市そのもの、それらに様々な植物材料を使用し、河川、平野、丘陵、山地に見立てた有機的なデザインで表現しました。エクセルソイルは、プラグ苗からの植え込みと養生を行うことで株同士の隙間を見せないことが可能であり、生育状況に合わせて補植用の苗を間詰めすることで開幕に合わせ完成度の高い仕上りが可能だったことも満足しています。
配置計画上、北、南向きの日照条件の異なる場所での施工となったが、北向き側には日陰に強い樹種や葉色の鮮やかな植物構成、南向き側には陽射しに映えるやわらかな葉色や花色の植物構成としました。 使用する材料についても、みのる産業の技術的ノウハウやこちらの要望に対するチャレンジ精神で多種の植物材料を使用することができたことに満足しています。 南北2つに配置された「都市を侵飾する緑の壁」は、立体的に植栽された様々な植物の生長(増殖)していく姿を通じて生命力溢れる自然と共生する都市の緑として、また、ハナミズキの木立と台形状の花壇(植替え1回)で構成された「アーバンフォレスト:都市の森」の背景として毎回違った印象を来場者に与えることができたと思っています。
基本的には仮設構造物であったため閉幕以降もすくすくと生長する植物を撤去することが心残りでした。(※完全撤去ではなく公共施設などへ移設された)