株式会社ストライプインターナショナル 岡山本社
株式会社ストライプインターナショナル 代表取締役 石川康晴様
- ストライプインターナショナルといえは earth music & ecology ですね。
CMで、みなさんご承知の言葉です。岡山県内での清掃活動、内モンゴルでの緑化活動を拝見していると、気持ちの入った言葉だと感じます。本社の壁面緑化は、岡山の繊維産業のシンボルであるデニムを再利用したものですが、デニムで壁面緑化をと思ったきっかけはどのようなものだったのでしょうか? - 清掃活動については、“ファッションに関わるものが街を汚してはならない”という思いで始めました。同じように、デニムは多くの人に愛される素材ですし、岡山は国産デニムの発祥の地でもあります。廃棄するデニムを再利用することで、CO2の削減に繋がると思います。土壌の開発は岡山大学農学部と共同で開始し、試験設置を終えた後、実際に応用しました。本社の壁面だけでなく、イオンモール倉敷でも、材料になるデニムをお客様から回収するイベントを行い、壁面緑化に利用しました。
- 壁面緑化を施工して2年目になりますが、感想はいかがでしょうか?
- 本社ビルはKNOX(オオイタビ)という二酸化窒素を多く吸収する植物が環境浄化にふさわしいと思い採用しましたが、緑の色もよく、すっきりしたデザインになっています。18.3㎡を緑化していますが、コンパクトカーで約4,500km走行したときに発生した二酸化窒素を吸収できると聞いて、ますます、弊社のコンセプトに合っているように思います。
デザインもすっきりしていて、歩道に面していますが、通行の邪魔にもならないですね。 イオンモール倉敷でもデニムリサイクルで作った壁面緑化を行いましたが、こちらは植栽もバリエーションにとんで、見ごたえのあるものになっています。デニムリサイクルを利用することは、植物の成長の妨げにならないようです。デニムをリサイクルすることも、緑地の少ないところに壁面緑化をすることもとてもecologyな活動だと思います。